Re:レコードクリーニングは素肌美人か化粧上手か?

先日、ナゾ男さんのブログにあった「レコードクリーニング」についてです。

レコードクリーニングは素肌美人か化粧上手か? - Double Woofers' ナゾ男の暗い低音は好きじゃない!

にコメントをしました。わたしもレコードのクリーニングに苦労したもので…
私が学生のころは、まだCDはなくてLPの時代でした。

レコードの汚れにはホコリを拭き取るクリーナーや
ごくごく柔らかいブラシが電池で回るもの。
それから「木工用ボンドを塗って、乾いたらはがす」という方法で汚れを落としました。
こういうものを塗ったら、レコードを傷めるのではないか。という不安の意見も出ていました。

さて、80年代前半におこなった木工ボンドのクリーニングで、レコード盤はどう変化するのか、あるいはしないのか…
正月に実家に帰ったので、当時のレコードを見てみることにしました。

 

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King Crimson / Starless And Bible Black

1枚目(日本盤 ) 
先日来日公演をした「King Crimson」のレコードです。
盤面は今もきれいで、再生しても特に問題はありませんでした。

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当時、レコードを入れる内袋をオーディオテクニカの製品に交換し、
ジャケットを入れる外袋も「厚ビニ」というちょっと厚めの製品を
お茶の水の「Disk Union」で買って
(1枚20円くらいだったと思います…)それに入れて保管していました…

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もう一枚は「Emerson, Lake & Palmer」の海賊版です。

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これはよく覚えています。当時、輸入盤は紙の袋に入っていました。
ですので、紙の粉みたいなものやホコリが一面についていて、なかなか取れませんでした。

 

f:id:CB1100R:20220107234151j:plain最終的にボンドを使って、とってもきれいになって気持ちよかったことを覚えています。
こちらも内・外袋をかえてあります。
こちらも盤に変化はありませんでした。

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木工用ボンドによってレコードの盤面が変化したり、カビが生えたりしているかもと思いましたが、40年近くは大丈夫のようです。これだけの期間で問題なければいいですかね…

 

CDに比べて大きな紙ジャケットインパクトがあって、久しぶりにレコードを聴いていた当時のことを思い出しました。