仙台で忘年会 ---2
「カーボ」に明かりがついていました。
3年ぶりにカウンターの席にかけます。
天井から吊り下げたスピーカーは、先日府中本町のカフェで見かけたものと似ていました… 日本のピアニストのソロがかかっていました。
店の中は変わりませんが、食事が充実している気がします。
仙台にいた頃は、ランチを食べたりライブを聴いたり、蕎麦を打つ会に”食べるだけ”のメンバーとして参加したりしました。
定禅寺ジャズフェスの夜には、持ち時間が短くて弾き足りないミュージシャンが欲求不満を解消するための演奏を聴いたりしました。
カウンターで隣りあった方はベーシストとのことで、好きなベーシストのことなど話してくれました。
そのうち話の輪にもう1人、若いミュージシャンの女性も加わりました。
いろいろ話すうちに、この3人には共通点「宇都宮に住んでいたことがある」ということがわかりました。
宇都宮は3年ほど前から2年間勤務した街です。
「近代人」をはじめ、たくさんのライブスポットがあったこと。偶然お互いにお世話になったサックスプレーヤーのことなど話しました。
宇都宮の古いアーケード街、オリオン通り。いつまでも活気があるようにと思っています。
オリオン通りはもちろん、たくさんの餃子屋、今は閉店してしまった絶品のパスタハウス(どのように絶品だったかはいずれご紹介します)、せまい厨房からさまざまな料理を出してくれる手品のようなダイニングバーなどがそろった、充実した街だったことを思い出しました。
翌朝はホテルの風呂で疲れをとります。
天気がいいので屋上の露天風呂が気持ちいいですが、雪が降るのも趣があって好きです。
ホテルを出て塩釜まで足を伸ばし、海産物の市場でおみやげの購入におつきあいです。
内部は広くて様々な海産物が売っています。
マグロのアラから中落ちをかき落としているのを見たりすると、気分が盛り上がります。
市場の中には食事をするコーナーもありました。もう少し整備してPRをすると客の流れが変わると思いました。
お天気がつづいて、帰りの列車から富士山のシルエットがキレイに見えました。